2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

メモランダム vol.17

身勝手 今日は私、折りたたみ傘持ってきたから好きなだけ雨降っていいよ、とずっと言ってるのに雨が降らない、降水確率30%。 よたよた 人気のない、絨毯のように柔らかい素材が敷かれた廊下、左右に過剰に重心を振って、まるでゆるきゃらのように歩く姿を防…

Feeling

SHINeeのThe Feelingを聴いている。開放的でパワフルな曲だ。今年の好きな曲に挙げたいところ。 今の私は感情が死んでいる、というのはいささか誇張した表現だろう。本当に死んでいれば、曲が良いだとか素敵だとかは思えないはずだ。正確にはテンションが弾…

女王様の水曜日

今日は火曜日なのだが木曜日だと間違えていた。木曜日にやることを途中まで進めて、あ、今日は火曜日か、と気づく。 正直、火曜日だろうが木曜日だろうが私の中ではあまり違いはなく、日付と曜日の感覚があるようで無い、無いようであるような、不思議な浮遊…

床の上で寝る

MPが尽きた。何もする気にならないので、床の上に寝転んでどこからか掛け布団を引っ張ってきて、それに丸まってクッションを枕に眠った。これが案外悪くない。節々が痛む年齢でない、あるいは痛む体質ではないのか。床はどこまでも床で無表情に堅いまま、一…

動物園にて

休みをとってどこに行くのか、動物園である。なぜ動物園か、過去の私が「行ってみたい」と思ったからである。ということで、「いつでも出発して良い」という自由さがあえて出かけることの億劫さを生み出していることを自覚していたので、8時前には家を出た。…

同士討ち

ゼルダの伝説の新作 ティアーズ オブ ザ キングダムの話をする。かのゲームのあらゆる情報をシャットアウトしたい場合は回れ右。 ストーリーについては、三週間プレイしているにも関わらずあまり進んでいないので語れることは少ない。メインストーリーがある…

家系ラーメン

去年の今頃の私は家系ラーメンを食べていた。真っ赤なカウンターのお店だ。15時ぐらいなのに二、三人の列ができていて、リュックを背負う私の背は汗でしっとりと湿っていたことを覚えている。リュックを体の前に回して本を読みながら待つ。汗でシャツの色が…

犬笛

金田一少年の事件簿では、なんのエピソードだったかまでは言わないが犬笛が登場する話がある。幼い頃それを読んで、以来記憶に残ってしまっている犬笛。 近頃は「ああ、これは犬笛だな」と思う出来事がちらちらほらあって、犬笛を吹く奴も大概だが、己が犬だ…

蛙のように

土曜日。マシンを使って腕と胸の筋トレ。その後買い物がてらサイクリング。往復30分以上の道のり。とても楽しい。自分の脚でペダルを踏みこむというのが大事だと感じる。輪行できるように自転車を買ったけれど、たっぷりと輪行したら、そのあとはしっかりと…

ほうきとちりとり

大雑把な性格だからか、細かい所を掃除するのが苦手だと思う。が、掃除自体は嫌いじゃない。そして私はあまり部屋の掃除をしない。床に溜まっていく埃やら細かいゴミが許せないというわけでもなく、塵芥との不思議な共存生活。いよいよ我慢ならなくなったと…

不平不満

あまり愚痴を吐かない。愚痴を吐かないこと、それは褒められたものではないと思っている。愚痴を吐けるなら吐いた方が良いに決まっていて、でも私はどうしても他人を前にして愚痴を吐くことができない。悪口も言わない。愚痴や悪口を言う人を「まあまあ」と…

トラベラーズノート

なぜ私に水泳を習わせたのかと聞いて「それは子どもの頃のあなたが食べるのが好きでこのままだととんでもないことになると思って、泳げばカロリーを消費できるでしょう」という答えが返ってきた、という記憶は私の幻想らしい。真相は確か「泳ぐことは体への…

寝具

生きていたくない、と、今この瞬間がとても幸せ、というのはニアリーイコールではないか。新調したマットレスに横たわり大の字になりながら考える。 生きているということは安定しないということである。すなわち、肌で感じるまっさらなシーツの気持ちよさも…

のろのろときっぷを買う

分ける必要は無いと言えば無いのだけど「お出かけ用」として毎月お金を積み立て「出かける」ときはそのお金を使っている。初めてから少しは経っただろうか。 何を「お出かけ」とするかは曖昧で、ひとりで、ちょっと遠くに出かけるとき、私は袋から幾らかばか…

約束

元気なのだけど元気になりたいと思うのは元気じゃないということだろうか。元気なのだけど。 色々考えて遊びに行く約束を取り付けた。約束した途端、泥を飲み込んだように憂鬱になった。私はひとりが気楽なのにどうして遊ぶなんて言ってしまったのだろうと、…

好きピ

仕事で関わる人の中で、いわゆる「好きピ」が一人いて、何故私はこの人を好きピと考えているのかを分析している。好きたる理由は、フランクさと鷹揚さ。作業の合間に無駄話をするときの話のテンポと返球の手応え。畢竟、私は話し相手になり得ると思えれば相…

確実な未知

ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダムを買う。やりすぎないように時間を決めて遊んでいる。ゲームにのめり込みすぎると自己嫌悪の大波が押し寄せてくる。その自己嫌悪を見直してもいいのだけれど(何故なら、その自己嫌悪は自分に対する厳しさから来…

ドクターグリップ

某ディスカウントストアにて300円でドクターグリップを買う。ボディの色はリラクシングピンク。どちらかというと私が苦手な色だ。発色の強いピンクは好きなのだけど、淡いピンクは可憐で苦手。苦手というのも悪くないなと思って、あえてその色を手に取った。…

書くことは終わらせること

薄々気づいてはいたのだけど、書くと書いた対象について自分の中で区切りが生まれてしまうみたいだ。これまで好きなことについて好きなように書いてきたのだけれど、書くと熱のようなものが冷めて、最近それが気になっている。この作用と相性がいいのは、1…