好きピ

仕事で関わる人の中で、いわゆる「好きピ」が一人いて、何故私はこの人を好きピと考えているのかを分析している。好きたる理由は、フランクさと鷹揚さ。作業の合間に無駄話をするときの話のテンポと返球の手応え。畢竟、私は話し相手になり得ると思えれば相手のことを好きになるのだろう。それは昔から「ちゃんとキャッチボールできた!」と思う感覚に乏しかったからだと思う。「話が合わない」というのは傲慢な物言いだなと思いながら、実際「話が合う」人間関係を構築するのが苦手で、会話にいつも不足感を抱きながら生きてきて、私は結構自分の言いたいこと、関心ごとは率直に言葉にしてきたつもりだけど、それを拾ってくれる人、少なすぎん? という不満。そんな不満を書きたいわけじゃないのです、満たすのは諦めてるわけだし。ただ、私は私とおしゃべりしてくれる人のことを好きになりやすいということについての考察。

好きピとどう関わりたいかというのも淡白で、喋る必要も特になく、これ以上近づきたいとも思わない。

思うに、私には好きピが少なすぎる。もっと人を好きになった方がいい。何を以て人を好きとするか。キャッチボールだけではポイントが少ないのかもしれない。