2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ナンプレは庭いじり

ナンプレ(日本だと数独とも言うか)を久々に始めた。これはナンプレを実際に遊ぶ人にしかわからないだろうし、遊ぶ人とも共有できるかわからないのだけど、ナンプレに私は庭いじり的な、あるいは家の掃除的な、ものを感じる。せっせとあちこちを点検するこ…

緑はいい色

PILOTのDr.GRIP 4+1を使っている。黒が通常、赤は日付と取り消し線、青は知らない用語、緑は自由な私のコメント、だからノートやメモに緑色がたくさんあると豊かな気持ちになる。どうして? ただ受け身で書くのではなく、私と書いたものとの間に会話が生まれ…

出奔経験者より

出奔。逃げ出してあとをくらますこと。 私はこれまで「出奔だったな…」と自覚する逃走を3回ほどしたことがある。多いな。あくまで自分が思う「出奔」なので、他人からすると「いやいやそうでもないよ」と言われるものを含んでいることに留意したい。とにかく…

ダメージ

前日にとても歩いた。iPhoneの歩数計によるとトータル25キロとのこと。よく歩いた。慣れればもっと長い距離を歩けるだろうと思う。翌朝。長い散歩のダメージが如実に表出している。寝る前にストレッチはしていたけれど、それではカバーできなかったようだ。…

慣れてない

夜道を歩いていたら白い何かが歩道の真ん中に見えて、死体を警戒する私は身構え、それでもペースを落とさず近づくと、白い何かは猫のようで、しかしまだ冬が居座る寒い夜に、道路の真ん中で、足音が近づいているのに、ちっとも動かない猫は、多分息絶えてい…

ツイストパン

今日は休みだ。朝から出かけない日は、朝に少し散歩をする。もっと暖かくなったとき、それがどうなるかはわからないけれど(あるいは去年の私はどんな風に過ごしていたか)いずれにせよ、今はそういう風にやっている。 少し歩いたところにパン屋があるのは知…

結果

「こうありたい」とか「こうなりたい」とか、そういうことを考えるとき、結果に関する情報を手に入れやすくなった時代だと思う。いや、「結果」が累々とそこら辺に転がってるからこそ、私たちは何かになりたいと思うのではないか。 何故そんなことを考えてい…

微糖

微糖の缶コーヒーが甘ったるくて持て余していた。一日かけて飲んでも無くなる気配がない。この甘さは、コーヒーとは別の、独立した存在だと思う。こいつをコーヒーと呼んではいけない。微糖の缶コーヒーだ。 と、机に置いたそれと睨み合いをしていたところで…

53階

森美術館に行くための、52階から53階に上がるエスカレーター(とそのエントランス)は結構好きだなと思う。どこかの(某ネズミの国の)スペースマウンテンだかそんな名前のアトラクションのエスカレーターに似ている。ああ、あのアトラクションももう終わり…

細胞分裂

どうやってもノートが増える。細胞分裂のようにノートが増えていく。私の興味関心が弾ける度にノートが増える。そして、そのうち細胞は死ぬ。ノートは燃やす(焼却処分)。これがノートだからまだ良い。化粧品やゲームや服だったら、ここまで穏やかではいら…

2024年3月の本の読み方

本を読もうとしている。何故? 何故だろう。別に読まなくてもいいのだけれど、読んだ方が連鎖するからだろうか。コンボがつながりやすく、稼働し続けるから。 読み方を少し変えた。変えてから今のところうまくいっているように思うので、それを記録していく…

解凍

出かけた当日はさほど日記を書かない。だいたい朝に書いた分だけになる。帰ってからは何も書けない。そして出かけた翌日もまた、日記を書くのが辛い。それが面白い。 心が硬直しているようなのだ。多分、あまりに充実しすぎて、また色々なものを溜め込んで、…

ラテの待ち時間

Hiと挨拶され「こんにちは」と返し、一瞬気まずい空気が流れ、お兄さんと「ふ」と笑い合い、私はラテを注文した。観光客が多いこの店で、この時間帯であれば、「日本人」の方が少ないのかもしれない(「」にしているのは、私にはよくわからないからだ)。店…

エスカレーター

東のエスカレーターは、みんな左側にばかり立つ。そして、一般的にエスカレーターは歩いて上らない方がいいらしく、そう案内しているところが多いし、条例が制定されているところもあるくらい。 私が生きてるうちに、左側も右側も乗ることが当たり前になるの…

牛乳とドーナツ

冷蔵庫で冷やされパキパキに固まった砂糖が鱗みたいにまとわりついているドーナツを取り出すと、マグカップに牛乳を注ぎ、少し時間を置く。 読みかけた本のことか、はたまた別のことか、何かを考えながら惰性でドーナツを食べてしまい、それを牛乳で流し込む…

テント

朝、タオルケットを畳みながら(最近きちんと畳むことにはまっている)うだうだ言ってないでいますぐ眠りたい、と思う。過去の経験的に二度寝で至福を味わえるか後悔に襲われるか、どちらがどちらを凌駕するかの確率は半々ということを理解しているし、そもそ…

オレンジジュース

スーパーの片隅に奴はいた。ひっそりと、ではない、だいぶ存在を主張して。しかしきちんとスーパーという空間に馴染んでいた奴。果汁100%のオレンジジュースの機械。 その日その時の私は、色々あってイレギュラーな心持ちで、普段行くことのないスーパーに立…

背中を押してひゅっと落ちて

帳尻を合わせるように落ち込みたい気持ちがあって、何か良い曲がないかしらと探してみるも、あまり気分に合う曲がない。手軽に酔えるお酒があるように(私はそういう風にお酒は飲まないのだけど)手軽に(任意のタイミングで)落ち込むきっかけになる曲があ…

結構

『ヴィトゲンシュタインの愛人』を読みながら、現代に生きる(つまり人類は絶滅してない世界)私であっても、思索というのは結構こんな感じ(ぶつ切りで連想的で気まぐれな)になるのではないか、ということを万年筆でカリカリと書いていたら、「結構」を「…

手帳

色画用紙と一つ穴のパンチを購入し、ミニ6手帳にとじてみる。やりたいゲーム、読みたい本、調べたいこと、行きたいお店・場所、欲しいもの・・・。各項目ごとに色画用紙の仕切りページを挟んでいく。文字色の黒とリフィルの白、手帳本体の赤の世界に、色が増…