変温動物のねぐら作り

大したことはしていない。冬の変温動物のように限りなく何かを抑えているような、省いているような、最低限の生活を送っているという感覚。思うに私のこれは、適応、なのかもしれない。何に適応? ままならぬこの世界への。

とはいえ、実際のところとても良い感じだ。やはり毎日何をしたのかを書いているのがいいのではないかしら。パターン化された日常の細かな変化を可視化するのはいい試みだった。

今の私のイメージは、とにかく土台作りをすることだった。自分の安定する土台、多少調子が悪くても忙しくても揺るがない基盤を固める作業。

一方で、この世の中というのは、流れ、なのだと、そういう考えもある。ルーティーンが無くても安定してた方が生きやすいはず。強迫観念を減らす努力。私がやりたいのは私を維持する最低限のシステム作りで、それ以上強固なものを作るのは過剰だろう。

いつまでねぐら作りをしているの? もう一人の自分が笑う。いまさら? とも。

なんかもう、ここから頑張れる気がしない。極端に下がった体温は上がらない。外気温が高くなれば、もう少し動けるようになるのかしら。