揺れると揺れたその波で

 疲れた。疲れると感情が処理できなくて困る。

 8月8日の私がこんな一首を作ってたけど、まあ、わからなくもない(私が作ったものだけど「わかる」じゃなくて「わからなくもない」という感想になってしまうが短歌含めあらゆる創作物の良い所です)。

感情が揺れると揺れたその波で 腫れて痛くて起き上がれない

 どうかしていると気づくのはどうにかなってしまった後の話なのだとつくづく思う。この1週間の記憶がないというのは嘘。嘘なんだけど本当に近いところもあって、この1週間、私、何をしていたっけと本気で思っている。ブログも書いていたし生きてはいたし、それは間違いなく私なのだけれど、今の私とそれらは完全に乖離している。どちらかというと今日の私の方が「本当」。という「夢から醒めたような心地」というのをたびたび味わっている。大丈夫か。思うに、この「夢から醒めたような心地」というのは、現実から過去の中間点なのかもしれない。つまりこの1週間は半過去、過去とは言い切れない、ふわふわとした実感は残しつつも、確実に過去のものなる、その過程のさなか。