刻む

 この1週間、比較的調子が悪くて、具体的に言うと、疲れをこらえることができず寝落ちする×5日みたいな日々で、必然的に日記めいたものを書くのがおろそかになる。なお、このブログは割と底辺な状態でも書くことができるし書くことが当たり前となっているので「日記めいたもの」というのは私のごく個人的なノートに書いているものである。

 日記めいたものを書く時の筆記具はたいてい万年筆3種を日替わりで使っている。が、今日に限っては三菱鉛筆ジェットストリーム(0.5mm)を使ってみる。万年筆との違いは、ジェットストリームの方が「刻まれる」感覚があることで、以前むしゃくしゃしているときにこちらの方を使うとすっきりしたというゲン担ぎのようなものもある。その時点で自分の中にある事柄をなるべく言葉として吐き出してみる。ストレスがかかる作業だが、悪くはない。書かれたものが好きだから、というのもある。私は自分の字が好きなのだ。

 疲れていた。だいぶ扱いがうまくなったが、疲れないわけではなく、波が寄せては返すように半永久的な営みなのである。疲れには気晴らしと休息が肝要。今日は幸い気晴らしができたと思うので、休めたらいいなと思う。