瞑想

 おうおう、ついにかい? といたずらに嗤う私がいる。いや、もちろん誰かの瞑想を嗤うつもりは微塵もなく、あくまで私が私に、なのだけど。でもね、これは私の特性なのだけど、私が好きだと思うこと、やってみたいと思うことについては、嘲笑されたとしても、それが宝石に見えるの、というか笑われれば笑われるほど、私はそれを美しいと思ってしまう、厄介な気質なの。

 私は私のチャレンジを笑いながら呆れながら応援するのがスタンスなので、つい2日前から始めた寝る前の瞑想についても「やったれ!やったれ!」と声をかけている。

 瞑想で何か好転するかは正直わからない。いや、瞑想は目的なのか? 手段なのか? これについてはまた別途考えよう。ただなんとなく、私の理想の在り方と、無関係ではないと思う。

 瞑想に興味を抱いたのは、ある人が「自分は歌えて瞑想できれば、そんなに体に執着はないのかもしれない」と言っていたのが気になっているからで、瞑想、瞑想か…。

 瞑想の実際の在り方とは違うかもしれないが、日記を書くということは、物事の魂に触れるようなものだと感じる。それが私にとって何なのかということを、私は整理したがっている。瞑想は、私と私以外という境界を取る行為、という印象で、それであるならば日記とはまた異なるものだろう。だからこそ実践する意味があるのかもしれない。

 手始めに、寝る前の5分。さて何が変わるのか。