バカルディ

これを何というかといえば、私は酒を「舐めている」のではないか。どういうことか。私は酒を飲むとき、酒でなくてもいい(つまりジュースとかコーヒーとか紅茶とかでもいいやろ)と思いながら飲んでいるから。つまり酒の存在否定だ。どうしてそうなっているのかというと、私の屈折した「酒」観がそうなのであり、おそらく私なりの、酒に対する復讐なのだろう(祖父が良くない酒飲みだったのだ)。

スーパーでバカルディを見かけたので買った。なんかそういう芸名のコンビいなかったか?と調べたら、そうだった、さまぁ〜ずの古いコンビ名だ。くりぃむしちゅー海砂利水魚

最近、イラストロジックに絶賛ハマり中の私は、500円くらいで買った懸賞つきの雑誌を買い、シャーペン片手にマス目と向き合いながら、バカルディを水で割ったものを飲む。おいしい。ライムか、柑橘の味がして飲みやすかった。これならとてもジュースだ。ジュースで割らないと駄目かと思ってたけど、水で割るので十分。

後日調べてみると、柑橘風味はラムの本質ではないかもしれない。私はバカルディ以外のラムを意識的に飲んだことがないので、よくわからない。ラムはさとうきび。わからないからといってお酒にハマるかというと多分そういうこともなく、バカルディを飲み切ったら気まぐれが発動しない限り、しばらくはお酒は飲まなそうだ。