メモランダム vol.14

板チョコの背中

初めてやる背中の動的ストレッチの翌朝は背中がばっきばきに痛んで、板チョコ(ビター)を食べたいと連想する。私は筋肉痛が好きな質で、それは筋肉の存在を感知できるから。そのストレッチのせいなのか、あるいはただ単に疲れているからか、今の私はとても気怠い。

 

日記めいたもの

朝に書く時間を作るというのを始めてから割と続いているのよ、と空白に向かって言う。前は絶対書けなかったけれど、近頃は頑張って(それでも頑張って、なのだ)「Kさんが厭味ったらしくて本当に嫌ね。あんな人にはなりたくないわ」みたいな、嫌な人のことについても書くようになった。基本的に私は「嫌なこと」を言語化しないし、寝ると大概はどうでもいいし、そもそも「嫌なこと」で傷つくことは滅多にないけれど、ただ嫌だったなあ、という感覚が沈殿し積もっていくのはメンタル的にも決して良くはないなと、書くことでマイルドにできないかという試み。「嫌なこと」の中身が嫌なのではなく、「ただそれが嫌なことである」ということそのものが駄目っぽい(ニュアンスが伝わるかどうか)。果たして私は書くことで嫌なことを浄化できているか、というと、実感はない。嫌なことを上回る、楽しいことや好きなことや、発見を書くことができているわけだし、いい体質だと思う。

 

タイマー

よくタイマーを使っている。スマホのタイマー機能は駄目だ。あまりに使われすぎてあの音を聞くだけでイライラする(ああ、目覚ましに使っているからイライラとセットになっているのかも)。幸い、私の使っている青のキッチンタイマーは嫌な感情と結びついていることはなく、家にいるときはたくさんお世話になっている。ブログを書く時間。ゲームをする時間。本を読む時間。私はタイマーでたくさんの時間を区切っている。「何時まで」と時刻ベースで区切るのが面倒で、さくっと「はい、今から5分間本を読みます」と決めた方が楽なのである。何かに夢中になっているときに時間を気にするのはそれだけで苦しいし、物事を存分には楽しめないから、「時間を気にする」という行為をタイマーに託しているのだ。

 

散歩で見たもの

夕暮れ時に散歩。シャツの胸ポケットにアライグマのぬいぐるみを差している男性(おそらくはベビーカーで寝ている子どもの為の物)、半旗、満開の桃の花、アディダスの黒のジャージ、歩きたばこの男性(後ろを歩く私の鼻先をくすぐる煙草の匂い)、ガラスの花瓶を家先で洗う女性。

 

たっぷりチーズ牛めし

松屋のたっぷりチーズ牛めし。チーズケーキは好きだけどチーズはちょっと苦手なので普段ならまず頼まないけれど食べてみる。こってりとしたチーズと牛肉の相性が良いと感じた。