ムーンサイドリバー

 モレスキンもどきを使うペースが遅いのでなかなか使い終わらない。仕方ないので些細なことを書くノートにする。読んだ本に関するメモや備忘録(私は「白菜チヂミ」を作りたい)に。

 2021年6月30日(水)のメモより。

ムーンサイドリバー

 

 川のほとりに住む少女

 小屋

 立ち寄る男

 交流

 未来がないということを考えた

 写真 絵描き

 月が大きく見える川

 名前に既視感。ああ、MOTHER2の裏側の都市「ムーンサイド」か。多分ぱっと思いついた情景をメモにしたのだけれど(物語のネタになればいいなと思ったのか)ナイル川のようなでかくて長い川と砂漠と地平線に沈む大きな大きな月の風景は今でも思い浮かべられる。

 

 この1年間、とにかくこのブログを書いてきた。A4の紙は今でも好きで、これからも変わらないだろう。もっと私は私のかけらのようなものを大切にしなければならない。膜、遮蔽、実感の薄い生。抵抗した結果は10枚×12か月の写真であり、日記帳であり、このブログのテキストだ。1年、何もなかった。そして同時に何かがあった。1年後もきっと何もなく、何かがあるのだろうと思う。それを書き留める力はあるだろうか。わからないが、とりあえず今日は終わり、明日は迎えられそう。

 

 ムーンサイドリバー。そういうものを蒔く。つまり私は今以上に書くだろう。今はとりあえずモレスキンもどきを終わらせる。なので他愛のないことをたくさん書く。

 あとはもっと自分にとって良い文章を書くこと。好きだなと思える文章を書くことが大事。