靴紐を結ぶ

一月の行動を「靴紐を結ぶ」にした。

一月の行動は「靴紐を結ぶ」にした。 というのも、私はスニーカーを愛用しているだが、靴紐を結んだまま履いたり脱いだりしており、それだとやはり変なところに歪みが出たり、遊びができて足にも良くないなと思ったのだ。履くたびに靴紐を結んで、ちゃんと歩けたらいい。歩くことをおざなりにして、どうして一日を愛することができるのだろう(歩くことが好き)。

2024年の目標 - 透明で不可能性

達成できたかどうかでいえば、達成できた。

スニーカーを履くたびに、靴紐を結んだ。靴を脱ぐときに必ず靴紐を解いたから、靴紐を結ぶ以外選択肢があり得なかった。結ぶことがどれほど億劫なことであっても、靴紐が解けたまま歩くなんてことはないわけで、解いた靴紐は必ず結んだ。いい感じだった。ぎゅっと締めてから結ぶと靴紐が解けないような気がした。遊びはできないし、靴が足にフィットして歩きやすかったと思う。不安定なときは足音を聞くといい。足の裏の感触に意識を向けるといい。

 

靴紐といえば、中島美嘉の「僕が死のうと思ったのは」(僕が死のうと思ったのは 靴紐が解けたから)だろう。この行動目標を考えるときに、この曲のこの歌詞は頭の中にあったと思う。

靴紐を結ぶようになったって人生が劇的に変わるわけではない。ただ、昨日できなかったことを今日できるようにする、そのことの積み重ねが、少し離れたところに私を運んでくれると信じている。強い期待ではなく、私はこの場所に留まり続けたくないのだ。

 

二月の行動は「しまうを味わう」にする。片付けについて考えてみたい。