11月になる

気がつくと生活がばらばらに散らばってしまうのだった。それがいわゆる「調子が悪い」ということで、ここ数日色々と駄目だった。調子が悪くないというのは、生活の欠片がなんとか繋がって秩序を維持できている状態のことをいう。エネルギーがないとそれは叶わない。

駄目になったきっかけは多分デイヴィッド・ホックニー展に行ったからで(推測)すごく刺激的な展覧会だったが故に、翌日落ちた。断線。エネルギーゼロ。ちなみにポストカードは二枚買った。一枚はお出かけ先から自宅へ送る為のカード、もう一枚は飾る用。

そしてどうにかこうにか回復した。11月になった。回復の過程は、外で炒飯を食べ、カフェオレをテイクアウトし、部屋の模様替えと不要なものは大量にゴミ袋にぶち込み、メモを替えて、勉強ノートも替えたら良くなった。本も読めるし散歩にも行けるし就寝時間も早くなった。また、時間が動き出した。

ただ依然として本調子ではないというか、また違うモードになったらしく、気になることは自分の頭で考えて言葉にしよう、というモードになっている。じゃあその前はどうだったのかというと、感覚とか空気感に留め言葉にはしなかった。なんか嫌な感じ、瘴気があるなあということだけ。傷つかず考えず。このモードがどれだけ続くかは未知数で、ぼちぼちやっていこうと思う。