ラブを集めるのです

ゲーム「moon」を遊んでいる。進みは遅い。毎日遊んでいるわけでもない上に、ゲーム内時間の一日ぐらいしか進めていない。

ラブを集めるゲームだ。ゲーム内のテキストが面白い。イタリア語みたいに聞こえる(べらべーらな感じ)キャラの会話も良い。色々なカードを見せる度にテキストが若干変わるのもいい。

このmoon、検索バーに打ち込むと「嫌い」とか「クソゲー」という言葉がサジェストされるが、まだよくわからない。そもそもゲームを遊んでいてクソゲーだなと思ったことがないから、わからないかもしれないし、今回ばかりはわかるかもしれない。逆に「神ゲー」とか「好きなゲーム」と言うとき、何を以て神とするのか、好きとするのか、私は知りたい。ねえ、何が神なんですか。

ゲームの遊び方がわからなくなったなと思う。わからなくなったというよりは、わかってなかったらしい。遊ぶ度に「私はこのゲームの何を面白いと感じて遊ぶか」ということをいちいち考えている。どうしてゲームしているのだろう(そこにNintendo Switchがあるからだよ)。

 

ラブを集めるのです、という表現を気に入っている。アイフルのCMみたいだけど、moonの方が先のはずだ。

ラブを集めること、それと今のところ対極にある「勇者」とは、会話ができない。ラブを集めるには、前段階としてたくさんのものに興味を持ち、話しかける必要がある。他者への慈しみの心は、想像力と好奇心から生まれる、か。今まさに異国の地で行われている殺戮について想い馳せる。そういえばゲームの中で「会話する」ということは無くてはならない要素なんですよね(リアルな生活では別に会話しなくてもなんとかなりつつあるのにな…)。

そういうことを考えていた。クリアできるかどうか先は見えない。