無駄を愛す 〜散歩に行く vol.12〜

買ったものをひたすら書いていくノートを始める。過去挫折したこともある試みだ。続くからわからないけれど(私はいつもそう言って保険をかける)レシートを捨てなければいいわけだし、レシートがなければとりあえず紙にでも書いて後で書けばいいし、私は数字を書くのが好きなので続けられるような気がする。経験上、いくら使ったかを算出をしない方がいいことはわかっている。無駄な買い物は控えたいけれど、無駄は無駄でいい。無駄だからこそ価値があるとも言えて、節約は愛しい無駄を無くす試みなので、なるべくならノートを開いて軽やかに無駄を自覚するくらいがいい。この原理だと、例えばサブスクとか、実感のない出費については書かないでしょう。萎れない。

インスタントコーヒーを買いに出かける。散歩。インスタントコーヒーだけ買って帰る。身軽なエコバッグを持ってないので、インスタントコーヒーを手で持って散歩を再開する。えらい。もちろん後でノートにつけておく。