焦がれる

きれいな川を見に行く。

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川に出会うと、身を投げたいという衝動(好奇心)と、いやいや駄目だろという自制心が同時に働く。きれいな川であるほど、流れが急であればあるほど、これらの情動は強くなる気がして、今日のはとても私の好みの川だったので尚更だった。川に沿って蛇行する道、1分歩いては立ち止まりまた歩いては立ち止まり、様々なポイントから川面を眺める。端的に言って不審だ。

もちろん川に身を投げれば私は死ぬわけで、他にも「やり方」はあるなかで唯一興味を抱くのは川への投身だったりして、いやいや、やる気は微塵もないです(だって人はいつか死ぬのだから。それを自分から早めるのは勿体ない)、つまり私はやっぱり川が好きなのだろうと思う。