ピリオド

 千葉雅也『現代思想入門』を読んでいる。『アメリカ紀行』が好きだし『勉強の哲学』も読んだし、だから出てくるのか、こんな言葉。有限性。

 確かに時刻は22時を過ぎ、頭がぼうっとして目の奥が鈍く痛み(疲れると目の奥が痛みがち。さらに疲れてると頭が痛くなる。わかりやすくて助かる)生産的なことなど何一つ考えられず、非生産的なことでさえ思考を維持できないのだとすればそれはさっさと寝なさいと言うことだ。「さっさと寝ろ」は一旦自分にピリオドを打つことなのだ。切り上げること。終わらせること。それを許すこと。そして拡張する思考、沈んでいく思考を一旦止めろ。考え事は疲れているときに行うことではない。

 点を打つ勇気を持て、と私は私に言いたい。