信じられるか

 今日も今日とて歩く。

 

 

 

 

 

 朝7時台に駅に向かいながら、合唱曲『信じる』の歌詞をふと思い出していた。ちなみに朝7時なのはなるべく人が活動を開始しない時間から動いてさっさと帰りたいから。朝が早い自覚はある。

葉末の露がきらめく朝に 何を見つめる小鹿のひとみ

すべてのものが日々新しい そんな世界を私は信じる

信じることは生きるみなもと

 世界を信じる理由として「すべてのものが日々新しい」を持ってくるのが好きなのかもしれない。確かにすべてのものが日々新しいけれども、信じるという行為はエネルギーを要するのもまた事実ではないかと思い、この文章を書く頃には眠たくて仕方がない。だから今この瞬間の私は信じられない。歩きすぎだ。もちろん楽しかったけど。また明日目覚めれば、世界を信じられるか。そのときになってみないとわからないな。