非再現性

 今日は空が綺麗な日だった。ということで一句。

  落ちそうな雲に恋する秋の朝

 もっとうまく重厚な句を作りたいものだわねえ、なんて思いながら、しかし、詠まなければ作れないのも事実であった。ただ、何についても言えるけれど、その瞬間を完璧に再現することなど不可能で、つまりこの文章も二度と同じものは書けないわけで、それは救いである。そのことだけが救いと言えるかもしれない。

 疲れた。

 と言う時、物理的に(物理的?)疲れているので「さっさと寝ろ」と自分自身に言いたい。寝ます。