溶かしたスポドリ

 今日は書けないと思っていたが、小一時間ほど布団に横になっていたのを、むくりと起き出し、スポドリの粉末を適当にコップに入れて水で溶かす。これまた適当なスプーンでからからとかき混ぜる。薄めの酸っぱい飲み物を体に流し入れると少し気分がマシになった。そのままの勢いで脱衣、湯船につかり、江國香織の長編を2ページほど読んで、風呂から上がる。ささっとタオルで水分を拭き取り、着衣、つけっぱなしにしていた扇風機(風量は「中」)に当たる。ひんやりとして熱帯夜が束の間遠ざかる。