カフェラテを飲みたいので、帰りにコーヒースタンドに寄る。
レジでカフェラテを受け取ると（こだわっているお店だから少々時間を要した）私はストローを口に含む。無糖のカフェラテを飲むと気づく。私はカフェラテを飲みたかったのではなく、カフェラテを飲みながら散歩をしたかったのだ。ということで、私は歩き出した。仕事の帰り道、私は寄り道をよくする。
飲み物を飲むことが好きなのではなく、飲み物を飲みながら何か別のことをするのが好きなのだ。パソコンのキーボードを叩きながら、目はディスプレイに釘付けになりながら、手だけプラスチックカップ（もちろん紙でもいいですよ）に伸びて、ノールックで飲み物を飲む。そういうスタイルにかっこよさを感じてしまう。幼い頃からの刷り込み効果だろうな。憧れちゃう。
かっこよく優雅に飲み物を飲みたいな。
