敏腕だったから

 今日は何も書けない、ということを書く。敏腕な人間だったから今日は書けないという感じ。バッティングセンターで来る球をひたすら打ち込み、しかも正確な時間までにきちんと打ち返さなければならなかった。繊細な作業。マルチタスク。仕事というのは楽しいですよ、面倒だけれどね。私の脳はたった一つだというのに。ロボットに近づけば近づくほど書けなくなるのかしら。時々敏腕であることも楽しいけれど(楽しいです。だって敏腕だもの)毎日は無理だなあと思って今日はおしまい。