何もないのに5:46に起きる。バグだ。二度寝をするか、いや、今二度寝をするなら日中に昼寝をした方が罪悪感がないかもしれない、そう思って、早いけど一日を始める。寝るときにカーテンは開けるから明るい外の様子を察して自然と起きてしまうのだろうか、それとも何かしらの体調の変化か。季節が移り変わる気配を感じているのか。
昨日の晩、買ったコンビニのコーヒーが8割くらい残っている。アイスコーヒーの味を自分はおいしいと思っていない気がしてきたけれど、定期的に飲みたくなる。例えば日曜日の夜だけ飲むみたいな、そういう付き合いの方がおいしさの鮮度を保てる気がしてきた。毎日毎日飲むのではなく。
欲しかった万年筆が探せなかったので、PILOTのiro-utsushiという付けペンを買う。新しいペンがほしい欲は収まってしまった。
インク瓶にペン先を浸して書くタイプのやつだ。漫画家さんみたいで楽しい。考えれば考えるほど、これが理想のように思えてくる。気軽にインクを替えられるし、思った以上に書ける。
と、書いておきながら、最初は（つまりその日初めの日記タイムは）ローテしながら使っている万年筆になる。定期的に書かないと駄目になるから。
ここ数日、みっちり書く、ページを埋める、ということに熱心だ。書きたいことがあるから書くのではなく、書いているうちに書きたいことが生まれてくる。
腕時計を落としてしまったことを思い出す。古いものがあるから困りはしないけど、そして驚くことにショックでもないけれど、とにかく腕時計を失くしてしまった。息継ぎのために帰り際に外して上着のポケットに入れてたら、そのまま落としてしまったらしい。
一日を負担に思うときと思わないときの違いを考える。今日は、そこまで負担じゃない。ひとつずつやっていく。
