ビリヤニ

駅に着いて、当初予定していた切符を買うのをやめ、代わりの切符を買った。今日はやりたいと思っていたけどできていなかったことをやる日にしようと思った。

続きを歩いて、砂浜を訪れ波の音を聞き、高い建物に上って、山を眺め、川を写真に収めた。ストックのために測量野帳を買った。まだまだやりたいことは尽きないが、私の体力がその前に尽きたので帰宅。

やりたかったことの一つ。ビリヤニを食べること。初めて食べた。とてもおいしかった。ビリヤニにカレーと白いソース(名前は忘れてしまった、ヨーグルト風味、刻んだ玉ねぎが入っているからタルタルソースっぽさも感じる)がついている。うるち米とはまったく異なるパラパラの米は、それはそれで普段食べている米とは違うものとしておいしい。スパイスがたくさん入っているし、玉ねぎやパクチーが食感と香りでアクセントになり食べながら飽きることがない。そしてソースのやりくりをしながら食べるので、味わうのが忙しく、私がもし初めてとんかつ定食を食べるなら、同じようにわたわた慌てながら食べたに違いない。食べるということは、私にとって手っ取り早い「新世界」であり、大いなる刺激である。