たくさん触れる

  日記めいたものを書いていると自明なことなのだけど、文字数は時間に比例する。それは、私がペンを握れば書くことに詰まることがないから成立する式で、その日、どれくらい日記を書くことに時間を割いたかは、文字数を見れば瞭然である。

 で、だ。

 私は、A5のノートの半ページをみっちり文字で埋め尽くしたいと日々願っているのだが、これがなかなかうまくいかない。日記との接触回数を増やす必要がある。集中して、瑞々しく何かを書くには、まとまった時間を確保してだらだら書くよりは、短い時間で書く、その回数を増やした方が良いと思うのだ。

 接触回数を増やす為には、一日を刻まなければならない。私にとってそれはさほど難しくはないはずだ。しかし、何かにどっぷり集中してしまったとき、「戻る」ことに少々手間とエネルギーを要する。例えばポケモンにどっぷり浸かると、浮上するのに時間がかかる。集中しすぎるのも、扱いが難しい。

 今日はページの半分まで書いた。さて、あと半分埋めることはできるだろうか。