二郎系

そろそろやめたら…と思いつつ、また二郎系(ラーメン)を食べたくなっている。前回は7月。前々回は記憶の彼方。

二郎系の何が好きって、極太麺の小麦感だ。私が知りうるどの食べ物よりも小麦を食べている感じがして、それが好き。パンは足元にも及ばない。うどんは似ている、特に幅広なうどんは良い。味が濃すぎて(これは比較的行く店の場合)もはや舌が焼かれる感じがするスープと分厚いチャーシュー、虚無のもやし、二郎系を構成するどれもが過激で破壊的で、そういうところもまた好きである。

ひょんなことで二郎系ラーメンを評するコメントを見聞きすることがあって、その中で「二郎系ってのはマゾな食べ物(意訳)」があって、言い得て妙でにこにこしてしまう。マゾな食べ物だとは言わないが、人間は時々自分を追い込みたくなるのかもしれない。

二郎系に行く算段を気がつくと立てている。あ、勿論、この文章は二郎系ポジティブテキストですけれど、どうか怒らないでくださいね(架空の読者に向けて)。