きれい

 潔癖さを志向しようとは思っていないけれど、結果的にはそうなっている気がする。綺麗な言葉を紡ぎたい。が、疲労がそれを邪魔している。いや、そもそも自分にとっての綺麗とは何なのか。何を綺麗とするのか。話はそこからだろうか。落ち着きたいと願っている。落ち着けないのは色々なものに意識を削がれているからだと思っている。それら色々なものと付き合いつつ、落ち着くための時間を確保することがとても大事だと思うので、道を整備したい。道といえば、最近『オズの魔法使い』を読んでいる。エメラルドの街へは黄色いレンガの道を歩けばいい。途切れることもあるけれど、一応は敷かれている黄色いレンガを想像すると気分が良くなる。現実世界にもそういうものがあったならいいのに(国道のアスファルトを違う色にしてくれませんか)。