足首

どうも右足首が痛い。

重心の取り方がおかしいのか、スニーカーを履いてるにも関わらず、道を歩いていると一人でよく足を捻っている。考え事をしていたり上をぼんやりと見ていたり辺りをきょろきょろ観察していたりしているので足元への注意が疎か、というのも理由としてあるだろう。

それでも私の足首は立派で、捻ってもその痛みが長引くことはなく、一日眠れば大概は気にならなくなるものだが、今回は何故か痛みが続いている。

そもそもどこで痛めたかもわからない。「さあ、泳ぎますか」とプールの壁を蹴って足首を動かしたら既に痛かった。それが原因とは思えないが…(水泳はやり込み過ぎなければ、体の部位への負担はそこまで重くないはず)。

ラジオ体操(私はときどきラジオ体操をする)をしているときも痛いし、歩くときも痛いし、なかなか難しいものである。苦しいとも違う、煩わしいとも違う、不快とも違う、ただ痛みがそこにあり、痛みに意識の10%ほど割かれている感じ。と、加納クレタのことを思い出した(村上春樹ねじまき鳥クロニクル』に登場)。