とける

端的に言って私は死にたくないけども(なぜなら怖いからです)そろそろ自分の人生は折り返しなのではという気持ちが最近強くなっている(でもまだ折り返しかよ、とも思う)。明らかにピークを越えた、越えてしまった。

ピークというとあとは下る一方。そう思われるかもしれないが、私の中のイメージは違う。ひとつの峠を越えた。ただ、これから先も生きることがあるならばいくつか峠はあって私はそれを越えなければならないだろう。

とはいえ、だ。折り返し? 馬鹿馬鹿しいにも程がある、とも思う。いつだって死は隣にいる。明日死ぬかもしれないのに、何を腑抜けたことを言っているのだ、と。折り返しはとうの昔にやってきていた可能性だってある。

 

「折り返しか?」というムードと関連して、大体のことがどうでもよくなってきたというのも見過ごせない。すべてがどうでもいい、というわけではなく、どうでもよくない事柄ももちろんある。できればどうでもよくないことを今後は増やしていきたい。

 

私、もしかしたらこのまま溶けるのか?と思う。ぐでんぐでんだ。

 

初代ポケモンに登場するベトベトンは「とける」というわざをおぼえた。「とける」の効果は自身の防御力を2段階アップするというものだ。私の防御力もアップしてる気がする。

「とける」といえばベトベトンだろう。しかし実はシャワーズも「とける」をおぼえる。ベトベトンに罪はないが、ベトベトンよりはシャワーズになりたい。泳ぐの好きだし、私。