あ、夜空に眼がある。でもって、こちらを見てらあ。 ジョグからの帰り、スポドリをこぽこぽこぽと飲み歩きながら、私は金色に輝く半月の隻眼を見つめ返す。何のことはない、今日はおそらく上弦の月、それが斜め三十度の角度で煌々と夜空を照らしている、だけ…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。