フレンチブルドッグが私の口元を舐める。どんな水菓子よりも綺麗でふるふると揺れる大きな大きな目。真っ暗で光沢のある宝石のような目を見ていたら、思わず親指と人差し指で掴みたくなって、私はぐっと拳を握りしめる。 会えば、必ずと言っていい、どすどす…
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