コスモス

 出かけた。

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 今回新発見だったのは「写真」についてだ。

 出かけるときは大体一眼レフとコンデジ両方で撮影しているけども、いい写真を撮りたいというよりは(もちろん撮りたいけども)撮りたいなと思ったものを素直に撮っていて、もしかして「撮りたいなと思ったものを撮る」というのは、人によっては難しいことなのかしら、よくわからんけど、というのはさておき、とにかく私はいつも撮りたいものを撮っている。

 一眼もコンデジも一応ディスプレイで撮られたものは確認できて、撮ったものを整理するのは帰宅後、カメラの操作で写真を消すことはない。ディスプレイで確認したときに「なんかいまいちかも」と思ったものでも、その場では消さない。

 で、帰宅後、パソコンで撮られた写真を整理するときに、あらまあ、と驚く。こんな写真を撮ったか?というものが何枚もある。なんだろう、自分で撮っておきながら予想しない仕上がりになるので、写真、たのしいな、と思った。それが発見。使っている一眼レフは5年以上前のものなので、コンデジの方が画素数は高く、くっきりとした写真を撮ることができるけれど、一眼の方が好きだなと思う。いや、時と場合に寄る。コンデジの写真も好き。

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 コスモスがたくさん咲いていて、写真を撮る人で賑わっていた。他の人と同じようには撮りたくないという意地が出て、それは困る。

 

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 日本庭園の飛び石。真上から撮るというのはいいこと。

 

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 こういう絵画、あるのではなかろうか。

 

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 今日の発見その2、盆栽は面白い。

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 写真がとくべつ好きなわけではないし、他の人の撮った写真を見ると嫉妬してしまう。

 今まで私は、記録として写真を撮っていたところがあった。それも写真の一つの働きだと思うけれど、撮ることで変えるというか、あ、これ、面白かったんじゃん、と思わせられるという側面もあるのだと腑に落ちた。もちろんそういう観点で既に撮ってきた人がいるだろう。

他人が撮る写真に嫉妬するのは「ああ、そういう視点があるのね。私には見えてなかった景色があるのだわ」と否応なしに突き付けられるからか。

 なんにせよ、たくさん撮れたので楽しかった。

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 扉の前にはコスモス。扉の先にもコスモス。