違和感

宮地尚子『傷を愛せるか 増補新版』を読んでいたとき、そういう話があった。人間を取り巻く環境は変化していき情報過多の世の中であるが、人間は急激に変化することはできないのではないか、という話である。 私は働くことが好きだ。しかし、多くのことを求…

ハッピーマインド

ハッピーマインドであるコツ。それがハッピーマインドであるか要審議として。 期待しない 書く 身体を動かす よく寝る 上二つは主に精神面、下二つは主に身体面で分かれると思っている。 「期待しない」というと冷淡な印象を抱かれるかもしれない(事実、冷…

ジェラート

ある町のある場所を訪れたとき、その場所の近くにジェラート屋さんがあって立ち寄ってみた。レビューは概ね高評価。ああ、そんなのなくたって立ち寄る勇気を身に付けたい。 それはさておき、結論としてはめちゃめちゃおいしかった。感動した。私は感動した食…

小説観

アイドルを少しだけ見てきたし、VTuberと呼ばれる、インターネット上で配信する人たちも見ていると、人間というのは本質的に面白いのだろうなと思う。言い表すのが難しいが、程度や方向性の違いはあれ、人間というのは面白い。アイドルや配信者が稀有な能力…

右手首

ランニングウォッチを常時着用している左手首の皮膚が微妙にかぶれたので、それらが治るまでは右手首につけることにする。 私は右利きなので時計をつけているとすごく邪魔だ。マウス操作はまだしも、書き物はかなり邪魔。が、仕方がないね。 そういえば、左…

文字と音楽

町や街には文字がたくさんあるということに気づく旅行だ。あとは、回復ってまじで大切、という旅行。 文字を読むことにさほど抵抗がない、疲れない私だが、文字があると自ずと「読んでしまう」ので、文字が無いところってかなり楽なのかもしれないと思った。…

餃子

お出かけの際、私は食を惜しむ傾向がある。・・・。その表現は正しくないな。正確に書くと、朝昼夜のうちどれかで特別なものを食べ、それ以外はなるべく質素にしたいと思っている。何かを味わうにはメリとハリが大事だと思っている…。 たまたまパックご飯を…

旅と生活

ホテルは昨日予約した。目星をつけていた場所が行程的に無理だと思って、当日に予定変更をした。私の旅は、その日になっても確定しない。 電車に乗る旅だ。落ち着いてきた。本当は9月の初めに行きたかったのだけど、仕事の都合で無理そうだった。ようやく休…

inバー

プロテインバーを日頃食べているというわけではない。たまたま見つけて、小腹が空いていて、この後ジョギングするしそれならお菓子とか菓子パンではなくこっちの方がいいか、と手に取っただけ。そして何より安かったし。 inバーのココア味だかチョコ味は、全…

ボディバッテリー

ガーミンのウェアラブル端末では「ボディバッテリー」として身体的エネルギーの残量を数値化してくれるのだが、一日が終わろうとしている今この瞬間の残量は「7」である。MAX100の7である。今日の朝の時点で91あったので、そこから7までエネルギーを使ったと…

誰にも文句は言わせない

FF10のリュックの印象的なセリフに、「私はユウナを守りたい 誰にも文句は言わせない」というのがある。テンポとか韻とかが良いということもあって、今でもよく覚えている。どこの場面かは、忘れた。 このセリフを知ってるからってのもあるけど、私は自分の…

メモランダム vol.28

Hang out! ラジオ英会話で「ぶらぶらする」の意で"hangging out" が出てきて、ヒプノシスマイクで聴いたことあるやつだ〜、と駅までの道すがらHang out!をSpotifyで聴く。 最近ぶらぶらしたことあったっけ。そう考えてみるけども、あまり無さそうだ。暑いし…

ちゃんぽん

行ってみたかった店に行く。中華料理屋、ではあるのだが、メニューがバラエティに富んでいて、よくわからないことになっている。 入ってみてわかったことだがその店は喫煙ができる店で、入り口近くのテーブル席の女性三人組が、たばこをすぱすぱ吸いながら歓…

続ける

ジョグ。久々。働いてから、よっこらしょと重い腰を上げて本当に少しだけ、時間にして10分ほど走る。暑い。走るには適してない気温のように思えるが、その実、走ってしまえば体は必ずぽかぽかするので熱帯夜でも氷点下近くでも同じではないかと思ったりする…

濡れる

台風の日、グラウンドの横を通ることがあった。大ぶりの雨風の中、サッカーボールを追いかけ回す高校生か大学生風の男性たちがいて、私は自分がびちゃびちゃに濡れることを想像する。 雨に濡れることの何が悪いのか。私そのものはいくら濡れても構わず、私の…

幸福論

街路樹。紅葉が始まる前のそれを見上げ、背景の青い空ももれなく視界に入ったとき、私は自分がかなりの幸福に包まれていることを認識する。 問題は、人生におけるこのような瞬間は偶然によってもたらされるということであり、毎日それを知覚するというのは話…

甘美な

起きて机の上のタンブラーに手を伸ばし、緑茶を一気に飲み干す。喉が渇いているというわけではないが、水を体内に入れたい気分だった。喉を潤す。 そしてポケットメモを取り出す。本来起きてて欲しい時間から40分ほど寝坊しているが、いくつかの工程をスキッ…

乾燥した舞茸

冷蔵庫の中の舞茸はカラカラに乾いていて、舞茸のむにゅっとした感触は見る影もない。それでも、水を含めば多少は戻るかもしれないし、何より、干した舞茸を食べようと試みるのは初めてだから、私はそれを焼きそばの具に使うことにした。 焼きそばの麺をフラ…

片付けると寂しい

食事のためにおもちゃを片付けて、と言うと、「さみしいから嫌」とその子どもは固辞したらしい。おもちゃを片付けること、すなわち、楽しい時間が終わること、誰かが立ち去ってしまうことを知っているらしい。だから、さみしい。 まったく、人間とはつくづく…

オリーブブラウン

数週間前にオリーブブラウンっぽく髪を染めたのだけど、おそらくはかなり黒色ハード系の髪質には物足りなかったようで、見事にほぼ黒髪だ。 これもまた学びということで、次はもうちょっと明るく染めようと思う。髪一本一本を光に透かせば茶色なのに、どうし…

見て、見られている

早く着きすぎた。外気は暑い。仕方がない。どこか腰を下ろせる場所がないか探していると見つけた。ビルとビルとビルの狭間の通り道、その脇につるりとした石のベンチがある。日陰だし人気も少ないからと、私はそこで10分ほど時間を潰そうと決める。 お腹が空…

波のある生活

ネクライトーキーの楽曲の中に「波のある生活」という曲がある。ことあるごとに私はそれを「本当だ」と思う。 生活には波がある。昨日できていたことが、今日できなかったりする。昨日できなかったことが、今日はできたりもする。昨日考えなかったことを、今…

全てを理解したいと思っている

仕事を記録したくて無印のフリースケジュール帳(ちょっと厚め)を買う。そこに仕事について色々書こうと思って。もう一冊、自分の中のプロジェクト的なものを書く為に、買ってもいいかなとさえ思う。私は、ノートが大好きだ。 仕事ができるようになりたいが…

アンニュイ

アンニュイな気分。すべてのことがどうでもよくないと思いながら、それをどうでもいいと思って取り組むような感じ。仕事。仕事も、どうでもよくないけど、どうでもいい。このモードになるってことは、疲れているか空腹か手持ち無沙汰の空隙かどれかで、とり…

東京ドームにて

休日の東京ドームの外周をくるっと歩く。見たところジャイアンツとベイスターズのデイゲームのようだった。入場の時間のようで、ユニフォームを着たりタオルを首にかけたりキャップを被ったりしている老若男女が、楽しそうに列に並んでいるのがわかる。本当…

目標設定

仕事で目標設定をしなければならない。自分で設定した目標を達成できたかどうか。達成できなかったにせよ、どう試みたか、が評価になり、それを元に昇給とか関わってくる、らしい。 私は目標というのが昔から苦手だ。だってどうせ変わるじゃんと思ってたから…

0と1とカラオケの風景

自動ドアが開き、私は、ストン、ストンと正面玄関の階段を降りる。靴音が小気味よく鳴る。暑い空気に閉じ込められている。思ったより気温が下がってないな。そんなことを考えながら駅までの道を一人歩く。 昼休みに女王蜂のアルバム『悪』を聴いていた。その…

81÷3

81÷3の答えは27なのだが、計算アプリでぱっと答えられたのが嬉しかった。直感的なものだった。数字そのままにビジュアル的に解いているような節がある。

記録用の紙

ぼんやりとした朝だ。決め手となる感情が無いというか、何もない。時間と空間と、事物と、それだけって感じ。 少し勉強して少しメモをまとめて漠然と支度をして、家を出る。 電車に揺られながら、自分がチェスの駒、あるいは、RPGで操作するキャラクターのよ…

物理攻撃

車を運転するのは好きだが、どうもストレスがかかる。でも私は、ハンドルを切ることも、アクセルやブレーキを踏むことも、レバーを操作することも、好きなのだと思う。鍵を回すこと、その感触が好きだ。子ども用のスクーターに乗って地面を蹴る感覚も好きだ…