2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

多摩川河口

Zepp Hanedaに用があったので(夜公演)朝から張り切って家を出る。行ったことがない羽田エリアを歩いてみたかったのだ。蒲田駅で下車して、京急蒲田、都道311号環状八号線、通称「環八」の端点まで歩く形になりそうだった。糀谷駅辺りで環八から逸れて住宅…

起こらなかったこと

どうしても朝やらなければならないことがあって、ついでだからと、8時に家を出て少し歩く。昨日作ってボトルに残っているスポドリを小さな肩掛けカバンに入れる。撮らないと思うけどコンデジも入れておく。冬の朝。寒いので無意識に日向を歩く。歩きながら…

調子が悪いときの覚え書き

調子が悪いときの覚え書き おそらく今、あなたは横になった状態で起き上がれませんね。では、くるっとうつ伏せになりましょう。そして、膝を胸の方に引き寄せて丸くなります。そうしたら手をついて上体を起こします。はい、起きました。あなたは布団に潜り込…

痛みのブラックボックス

『モスクワの伯爵』では、色々な政治的事情でホテルに何十年も軟禁される伯爵が登場する。その伯爵はえらく自律心があり、運動不足だからと、毎日スクワットをすることを己に課す。そんな描写があった気がする。 伯爵、ちゃんとしているなあ…と私は感心して…

殺蛹

さつよう、と読む。先日、そろそろ電車に乗らないとまずそうということで、一日中電車に乗っていた。定期的に出かけないと調子が悪くなる(と思っている)体である。そして、ひょんなことから富岡製糸場に行くことになった。行くつもりはこれっぽっちもなか…

暴風カラオケ大会

十年に一度と呼ばれる寒波に包まれる日本列島。何故かハイになってしまい、夜の散歩へと出かける。風で引っ叩かれているような、時折強い衝撃を感じる。街路樹の小枝が弾け飛んだのか額に当たった。私は「あっぶね」と声に出してゲラゲラ笑う。痛みで肌がひ…

綿あめみたいな人と私の幻想

人と会話するときに「えらく疲れるなあ」と思うことが度々あり、そこには何があるのだろうということを考えている。 他者に対する期待値がめちゃめちゃ低いので、大抵の人と会話しても、そのやり取りで好悪の情が湧くことはあまりない。小説を読んでいると「…

ベルギーショコラパイ

冬は寒くて起きるモチベーションが低いので、日曜朝7時6分にのそのそと布団から出ると、机の上に置いておいたやつだけざっと手に取って再び布団の中に潜る。前日に買ったマクドナルドのベルギーショコラパイである。 名前からして、また見た目的にも見るから…

空白を埋める

昼寝。30分でタイマーをかけ「あと30分」を二度ほど繰り返す。疲れていたらしい。確かに午前中は頭が痛かったし、ズドンと落ちた感覚があったのでそれならば寝た方がいいと思って30分の昼寝と相成ったわけだが、予想以上の疲労だったというわけだ。 新しく本…

誰もいない駅のホーム

駅のホームに私以外誰もおらず、異世界に飛んだのかと錯覚した昼下がりである。

ジョグ vol.13 麦茶

いつもならスポドリの粉末を水で溶かしたものをボトルに詰めて走るけども、面倒なので100円玉二枚をポケットにそのまま入れて家を出た。途中の自動販売機で適当なスポドリを買おうと思った。が、160円だったので(ポカリだし)その隣の麦茶130円を買った。そ…

ゴーゴー

頭の中でひたすらGO!GO!MANIACとそのタイトル名が流れている。ゴーゴーマニアック。今の精神状況は、「ゴーゴー」というわけである。これは非常に良くない。上がったものはいずれ落ちるからだ。と、また落ち込むことを気にしてる。いや、上がり幅を小さくす…

オレンジに照らされて

ウィンナーコーヒーとパウンドケーキ。お酒も提供している喫茶店の片隅より。 生クリームは正義。浮かべたクリームをスプーンですくって一口含む。背徳感を抱く甘さが口の中に広がり溶ける。カップに口をつけクリームと一緒にブレンドを飲む。クリームとコー…

きな粉、あるいは重層

きな粉を口に含むと、ぼふっと粉がはじけて、口内の水分を全部持っていかれる。そんな感じで頭の中にうごめく澱みを全部取り除いてほしい、という気持ちで私は歩く。実際、いい気分転換になる。散歩はきな粉、と言うには過言だけど。 気分転換というのは、一…

黒のランドセルが似合う女の子

本を2冊返却して3冊借りた。借りたものとは別で、3冊並行して本を読んでいる。読み終えられるだろうか。今の時点で見通せないから不安である。山の中を歩いているような気分。もちろん、歩くことそのものを楽しめばいいわけだが、そうなると、視界はもっ…

たっぷり1月15日

体調は悪くない、という切り出しをしておいて、1つだけ。この1週間、朝起きると右顎が痛い、気がする。日中は痛まないのでおそらく寝ている間に歯ぎしりをしているのではないだろうか。であればまずいので早々に歯医者に行かなければならない。ああ、面倒。…

水の上を駆ける

水面に発泡スチロールの板が浮かんでいる。それが橋のようにどこまでもどこまでも続いている。とにかく足を動かして、次の板、次の板と走り続ける限りは水に落ちることはない。 人生を生きる私のプレイスタイルは、この構図とよく似ている。足を動かし続ける…

目標

目標がないので年末から年明けにかけての抱負ラッシュが怖いというのが、正直な感想である。人間、自分にないものを持っている人のことが羨ましく、自分に欠けているものについての省察は底なし沼のように果てがない。 目標と推しは似ている気がする。確固た…

ルーズリーフは重ねない

私の文章ではたびたびルーズリーフが登場する。学生時代から使ってきた勉強道具。私は断然ノート派ではあるが、ルーズリーフにはルーズリーフの良さがあり、だからこそこれまでルーズリーフとの縁を切ることができないでいた。 また、昨今はデジタルな時代だ…

真綿と純

疲れたい、と思うことがある。そういうときは自ら肉体的に疲れることにしている。ジョギングか水泳でもすれば短時間であっという間に追い込めるけども、自分に甘い私は追い込む方法を間違えると走ることも泳ぐことも嫌いになりかねないので、歩くという方法…

目次

本が読めないので、小説以外の本を読む際はルーズリーフに目次を書いている。小説というのは目次がなくて、それが良さのひとつであるという見地も得られた。 どうして目次を書いているの? と問われたら、「手書きで文字を書くのが好きだからです」でしかな…

昼の散歩。好きな曲を体に流しながら歩くのが最高に楽しい。 体調は良好。半径5mぐらいの世界でコツコツと槌を叩きながら生きている。どこか痛むところはないか、悲しいことはないか、心揺さぶられることはあるか、など。この在り方が正しいとは微塵も思って…

その後の夢の話

人を殺した後の夢を見た。 教室で他の生徒がいる中で、大人に「私は人を殺しました」と告白するところから始まり、教室全体に戦慄が広がるのがわかった。わかりました、ゆっくり話を聞きましょうねと、何故かそのまま教室に放置され、たくさんの好奇の視線を…

縦書き

手持ちの万年筆のうち、一本が長い間ずっと不調で、試しにインクを替えてみることにしたらこれがビンゴ、やっぱり同じメーカーのインクを使わないと駄目ね、と気分新たに(そもそも説明書にはそう書いてあるのを横着した私が悪い)しかし、これから益々万年…

姉と妹

「きょうだいがいるとしたら、私は年上か年下か、どちらに見えます?」と聞いたことがあって(聞かれる側とすればこの上なくどうでもいい、忌々しい質問だなと思うので、今後は絶対しない質問)「姉」か「末っ子」という二極化した回答をそれぞれ得られたこ…

たらこスパ

たらこスパを食べる夜である。年初めだからといって特別豪勢なものを食べるというのは無い。 なんか塩辛い。もしかして塩を入れたお湯で茹でたからか、そんなに塩入れたかなあ、味覚がバグったのかしら、など考えをめぐらせる。 考えながら、一方でパッケー…