2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

短歌と俳句(2022年9月)

短歌 秋の月 うかぶ夜の信号の横断歩道のひびがきれいだ 結構好きな一首だと思う。月の明かりと夜空の濃紺と青信号の青。見上げることと目線を下げることの動き。 塾終えて松屋の前を通る君 ヒールを鳴らすあなたが眩しい 女の子が踵の低い靴を履いていてそ…

カレーを温める

冷凍してあったカレーを電子レンジで温めているあいだに、卵を1ことフライパンを取り出すと、サラダ油をフライパンに流し入れ、火をつけ、適度に温まったところで卵を割り入れたら黄身が崩れた。おいしい目玉焼きの作り方を学ばねばならないと思いつつ、私は…

むずかしい言葉

「えー、私むずかしいことわかんな~い」みたいな感覚が昔からずっとある。そういう自分をぶっ飛ばしたいような、しかし厳然としてそいつはそこに居る。 たとえば常々私は難しい文章が読めないと感じる。でも、なんとなくわかる、とも思う。Feelingってやつ…

日報

フィクションを書いている。何にもならないが結構たのしい。実践の場だ。歩くこと、走ること、泳ぐこと、登ること、あるいは筋トレに似ている。 どうしたら書けるだろうかと試行錯誤するのも面白く、 手書き A4の紙 ボールペン というスタイルを仮固定として…

ししとう食べた

今週のお題「はてな手帳出し」 無印良品のノート・マンスリーを愛用している。これは、フリースケジュールタイプで、枠だけ書かれたマンスリーカレンダーに自分で好きに日付を書き込んで使うものだ。なので2022年10月の次のページが2023年2月とかでも問題な…

生命力

生命力といえばチャットモンチーのアルバム(収録曲で好きなのは「世界が終わる夜に」)である。

アフォガード

スマホのアラームで目が覚めると、掛け布団の滑らかさを肌で感じぎょっとする。足をばたばたと動かすとそこに熱が生まれ温いと感じた。連日のじめっとした暑さから打って変わって肌寒い朝だ。 ここのところ就寝時間が遅い。それでも24時前後には眠っていて、…

無添加

私は質問されるのがたぶん好き。 *** とある動画を見ていた(正確にはその動画の音声を聴きながら別の作業をしていた)。私でも名前を知っている、とあるクリエイターが延々と好きに喋るやつ。 この人の語り、独特で不思議。私は嫌ではない(でも私には無…

信号待ちにて

神社の角にある信号で、赤信号が青に変わるのを待つ。 この信号は少し複雑で、車道の信号は青なのに歩行者用の信号は赤のままだったりする。法則性がよくわからない。 私が進みたい道に交わる別の道、そちらの歩行者用信号も赤なので自転車に跨った若い男が…

さよならゾンビ

モバイル版のMinecraftをやっている。 ひとつのワールドを生成するも、あまり長くは続かない。ゾンビに倒されたりクリーパーに吹っ飛ばされてkillされてしまうとむしゃくしゃして、その延長でワールドごと消すというのを、おそらく100回以上繰り返していて、…

読書の肴

江國香織のエッセイを読みながらひじきの白和えをつまむ。うまいなこれ。 そういう本の読み方は普段しないのだが、悪くないのかもしれない。ページにこぼさないように。酒の肴ではなく、読書の肴。以下、候補。 キムチ ひじきの白和え(この白和え、本当にお…

月見バーガーを頬張りながら

月見バーガーを頬張りながら無意味な(その無意味さがいいところなのだろうけど)バラエティ番組を見ていたらCMに切り替わった。ふうん。月見バーガー、おいしいな。肉、肉、肉。月見バーガーとは? と問われたときに「肉です」と答える人はそう多くないと思…

人間の欲望ってやつを

泳ぎたくないので今日は走る。正確には「泳ぎたくない」ではなく「泳ぐのが面倒」だが。気乗りしないのであれば別のことで気を紛らすことにしている。 おそらくは鈴虫の鳴き声。夜の闇は少し賑やか。 駐輪スペースの横を通り過ぎカーブを曲がろうとしたら、…

団子(黒ごま並びにずんだ)の話

帰りに団子詰め合わせ(5本入っている)とおにぎり3個セットを買う。特にお団子が好きってわけでもないのだけれど。おにぎりは好きだ。大好き。どれくらい好きかというと、好きな食べ物ランキングで鶏の唐揚げと並んで殿堂入りするぐらい好き。おやつなら甘…

懐古

一週間前に書いたものを読み「あの頃の私はたいそう元気で…」と思うのはやめな、と自分に言い聞かせたい朝だった。トータルで考えれば、あの頃の私より今の私の方がずっと楽しいと信じて疑わないが、しかし、時々、短期的にだが元気がない日もあるのだった。…

たどり着かないカルピス

ジョグ。青白く光る自販機、最上段右端にあるカルピスを買おうと、ポケットからぴかぴかの五百円玉を取り出す。投入口に入れると五百円玉は自販機に吸い込まれ、その体内を落ち、次の瞬間釣り銭口が空しく鳴った。む。返却された五百円玉を取り出し、もう一…

鬼ごっこ

夢の中で鬼ごっこをしていた。 私たちはとても身軽で、ビルとビルの間も飛び越える。 何故鬼ごっこをしているのか、そもそも鬼は誰で、何のために逃げているのかわからない。いや、逃げるだけではない、私たちは何かに追われつつ何かを追いかけている。鬼ご…

トレッドミルの身体

トレッドミル。いわゆるランニングマシーン。 以前使ったときに気分が悪くなってしまったことを都合よく忘れ、好奇心の駆動に身を委ねた私は久しぶりにそれを使ってみる。25分。ケージの中のハムスターのように、ただただ足を動かす。 私はそれを「走る」と…

眼が書けない

タイトルの通りである。最近の私は「眼」がうまく書けない。「眼」?「眼」という漢字である。 日々、ノートに好きなことを好き勝手に書いている。「眼」の使いどころなんてあるのだろうかと自分でも思うが、例えば「眼鏡」とか「観察眼」とか? とにかく、…

「親友」や「幸せ」の熱

ちなみに私は「親友」という言葉が昔からたいそう苦手で、「あなたの親友は」なんて聞かれた日には気持ちが悪くて吐きそうになったわけです(実際はそんなシチュエーションなんてない)。曰く、私は「親友」に恐怖する。どうして「親友」だと言えるのか、言…

仮面ライダー龍騎

仮面ライダー龍騎がYouTubeで毎週2話ずつ無料配信されている。龍騎? リアルタイムで観ていただろうか。ハリケンジャーの同期なら観ていたように思うが(どちらも2002年スタートの作品だ)記憶にない。秋山蓮のことは覚えている。話の筋は何も覚えていない。…

HDD

毎月10枚が残ればそれでいいのだけれど。いいや、写真なんて、なくなったっていいんだ、じゃないと悲しすぎる。そういう思いで生きている。しかしローカルに置いておくにも限度があるので、この機会にポータブルHDDを買ってみた。 私の手のひらより少し大き…

私を透明化した好き

それを好きであることで自分の存在が担保されるような好きは、多分きついのだろうな。そんなことを朝方考えていた。落ちこんでいたとかそういうことはなく、好きな曲を何も考えず聴いていたら泡のように浮上してきたのだ。 昔は(そして今もうっすら)自分の…

ホテル

ホテルが好き。好きな要素はそれはもうたくさんたくさんあるけども、クリアなところが特に好き。一つひとつの行動が、選択肢が明白。荷物の中身を広げるか、湯を溜めるか、何か飲むか、寝るか、全ては私次第。物が少ないところも好き。帰ってきてそれを強く…

20220903

隙あらば川だったり海を見に出かけてしまう(帰路です)。 おそらく天竜川 松の並木を抜けた先には 海。 私は出かけているときの自分が好きだが、それは何故か、どうしてそのような状況が生まれるのかを考えたとき、多分できることが限られているからだろう…

20220902

伊勢神宮 伊勢神宮に行こうと思ったのはただただノリだった。信仰心も持ち合わせていないし、一生で一回くらい行くことができればいいなという程度のものだ。寺社仏閣のあの空間の雰囲気が好きなだけの人間である。 電車に乗ることがまったく苦痛ではない(…

体が傾ぐ

8:49の電車は人がそこまで乗っていない。駅に着くたびに人間を吐き出し、あらかたの人間は吐き出し終わったようだ。電車という交通機関の役割がよくわかる一幕だった。電車はなおも走り続ける。私? 私は吐き出されることなく、もしかしたらそのうち電車に消…