2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

短歌と俳句(2022年7月)

短歌 人間を嫌いになるのがいやだから やりたくないな 新人研修 そのままの歌です。人を知れば知るほどその人のことを嫌いになる気がして、だから嫌です。人のことを考えれば考えるほど嫌いになりそうで、嫌です。でも、そう思っちゃいけないのかなと思って…

空 vol.2

療養明けの雲である。「わーい、雲だー」と思って撮った。スマホではなくコンデジで撮る。スマホはシャッターを押した感覚がないから物足りないのだ。街中を歩いていると、立ち止まっている人が少ないように思う。各々目的地に向かって一直線に進もうとする…

返信はかぼちゃの煮物

食べられない食べ物はパクチー、食べられるけど極力食べたくない食べ物はかぼちゃの煮物。 久しぶりにLINEが来たと思ったら「環境が変わりました」という報告で、ったく、みんなみんなどこかに行ってしまうのだよなぁ…と思いながらさっさとメッセージを考え…

イラスト

絵が下手である。下手でも描きたかったらそれで良いと思ってるからこれからも上手くならない気がする。

いつ買ったのだったか、おそらく数ヶ月前だ、ずっと読めてなかったアリ・スミスの『春』を読み始める。変わらず詩的な文章、素敵な物語。心躍る小説に出会うと日常がぱっと明るくなる。 本を読みたいが為に電車に乗りたい。読書が一番捗るのは電車の中、とい…

風のこと

自治体から借りたパルスオキシメーターを返さなければならなかった。別に「欲しい」とは言ってないけれど(なぜなら私は自分のパルスオキシメーターを持っていたからだ)強制的に、自動的に届いたパルスオキシメーター。それも職員の方が一つひとつ配送をし…

コロナ日記 vol.10

平熱。喉の痛みは多少。 今日で自宅療養としては最後になる。なのでこのコロナ日記も終わらせる。とはいえ、私たちは2019年の暮れからずっと「コロナ日記」の時代を生きており、新型コロナウイルスが人々に受容されるまでは続いていくのだろう。いいや、その…

コロナ日記 vol.9

平熱。喉の痛みは多少。やっぱり普段の風邪とは異なる喉の痛みである。痛みがしつこい。 手書きの追憶 しんにょうの書き方が最近になって変わった。以前より少しだけ凛々しくなった。剣道部のようなしんにょうである。 文字を書くのは当然私だから、私が変え…

コロナ日記 vol.8

平熱。寝起きの喉の痛みはまだ残っている。ただ、咳もほぼ無くなったし、ゆっくりだが回復しているのだろう。インフルエンザよりきついかどうかという対比が一つあるけれど、症状がすっぱり治らないという点でいえばインフルエンザより厄介だと思う。インフ…

コロナ日記 vol.7

平熱。起きた直後の喉の痛みは健在。相変わらず喋るとすぐ息がもたなくなる。注文していた野菜ジュースが届く。栄養が偏っているのでそれを補強する試み。体調が悪い時の和食はすごい。今日も今日とてアイスコーヒーを飲みたい。もう1週間も飲んでいない。私…

コロナ日記 vol.6

平熱。起きた時に喉の痛みがある。あとは引き続きの息苦しさ。昨日よりは回復したか? と思って、仕事を終えて10分間ストレッチをしたらゼハゼハしている。勘弁してほしい。そういや以前、鼻炎から喉が炎症を起こしたようで、しばらく呼吸が苦しかったことが…

コロナ日記 vol.5

熱は平熱。良かった良かった。が、喉と肺のなんとなくの圧迫感がある。息苦しいともいえる。コロナとは直接関係はないが、摂取する栄養が偏っているからか口内炎ができた。痛い。体重を測ったが、見事に筋肉量が落ち体重も落ちた。脂肪は言うて落ちてないで…

コロナ日記 vol.4

朝2:00頃。眠れないので少し起きる。38.7℃。熱、下がらんねえ。カロナールが効いてないようだ。掛け布団を十二単みたいに何層もかけなければならない、しかもその掛け布団を売りつけてくる小人の通信販売業者がいてだな、という、非現実的、荒唐無稽な妄想に…

コロナ日記 vol.3

「イチゴジャム」にショックを受けながら、いいや、寝たら解決するかもと思って眠った。 夜23:30頃、寝てたところ起きる。と、喉がめちゃめちゃ痛いことに気づく。はあ? 何故!? と困惑している。イメージとしては喉一面にイチゴジャムを塗った感じなのだ…

コロナ日記 vol.2

朝3:15頃。何故か目が覚める。日中はずっと眠りっぱなしだったからいい加減嫌気がさしたのか。筋肉痛と関節痛。自分の体が組み替えられているような、そういう気配を感じる。がちゃがちゃに絡まった配線を解して解してだいぶ痛みがなくなった! 熱下がったか…

コロナ日記 vol.1

2022年7月15日(金) 夜、体温37.1℃、喉の痛み。寝る。 2022年7月16日(土) 朝6:00、体温37.5℃、喉の痛みに加え、鼻水。風邪をひくときは大概鼻風邪なのだけれど、今回はくしゃみがあまり出ない。それよりも喉に鼻水が下りてくる感覚がして、不快。なんだか…

ソーセージを切るように

夢を見た。 その1。右手に持った包丁で自分の左手の人差し指を切る夢。ソーセージを切るように。ちなみに余談だけども、茹でたソーセージは茹でる前のものより切りにくい。私の指は三分の一の深さまで切れた。痛みはないが、右の親指と人差し指で一生懸命傷…

メモランダム vol.8

「ベールの彼方に」 「この本を買ってほしい」と手に取ったのが『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』だったことはよく覚えている(その本を買った本屋は今は潰れ、不動産業者のオフィスになっている)。 ハリーポッターシリーズがめちゃめちゃ好きなので…

喋れないときに

MP(マジックポイント)がゼロに近づくと喋られなくなるので、そういうとき写真はありがたい。喋ることができないなら喋らなければいいのに、喋りたいという気持ちはあるから、胃液だけを吐き出している、吸えないのに吐き出してばかりみたいな感じになる。…

貸出最大瞬間風速

普段本を借りる際は決まったルートに従って本棚を回遊するのだけれど、今回は気まぐれにいつもの逆ルートで回ってみた。すると、文芸コーナーにたどり着く間もなく借りたい本が貸し出し数上限に達してしまった。なんだ、私は小説読みだと思っていたけれど、…

フィズ

24時以降に眠りにつくと翌朝に響く。起きられない。いつもよりだいぶ遅い8時ごろに目が覚める。あとはふわふわと一日を過ごす。ぼんやりとしているのは、昨日の出来事が原因ではあろうが、それがすべてなわけでもない。単純に疲れているのだろう。昨日の総…

買い物、事件、及び参道

休みを取ったので買い物をする。 万年筆のコンバーター コンバーターが壊れたので同じものを買う。これでまたインクを詰めれば大丈夫でしょう。場所がわからなかったので、こういうとき声をかけるのがすごく苦手だけれども店員さんに場所を聞いたら、目の前…

岩と弾力のある魚

楽しいことは探そうと思えば至る所にあるので蜜を集める蜜蜂のごとく(しかし私は蜂のように飛ぶことはできないのだが)ふらふらと歩き回っている。蜜集めに夢中で前を見ず歩いていたら何かにぶつかって思わず痛いと呟く。その何かは、つまりは自分のつまら…

額縁

日記に書いていた「がくぶち」が間違っていたことに気づく(「今日は画縁を買いに行った」)。画縁、ではなく、額縁だ。人間は間違えるというのにパソコンのキーボード変換はちっとも間違ってくれない。こりゃあ、人間の負けだと思う。それはさておき。 初め…

同族嫌悪

人間それぞれの嫌いなところなんて私はいちいち言語化しない。なぜならそれは不毛な行為だと思うから。この世の中には人間がたくさんいて、それらに対していちいちネガティブな反応をしていたら身がもたない。直感的に(不愉快だな)と思うことはあるだろう…

サンダル

3年前の5月18日に買ったサンダルとお別れすることにした。あまりに私があちらこちらへ歩くからか(総歩距離はなかなかだろう)あるいはサンダルの構造的欠陥か、底がどんどん擦り減ってしまいそれが心配だったこと、あとは足が前に滑ることで指が少し前には…

瀞。川の水が深くて、流れのほとんどない所(『新明解国語辞典』より)。 自己分析をするなら、私は到底「瀞」のような人間ではないけれど、瀞とか湖に惹かれ憧れる人間ではある。実態は、悲しいことに急峻な山間を流れる荒々しい川でもなければ、瀞でもなく…

青い指

布団の上に仰向けになり早一時間。起き上がれない。なんだかなあ。この状態になると、「気が済むまで伏す」というのは罪悪感を肥大させるだけなので、いいからとっとと起きやがれ、に尽きるのだが、起き上がり方がわからない。そもそも起き上がりたくないし…